睡眠障害

睡眠障害とは

睡眠に何らかの問題があり日常生活に支障をきたしている状態です。
寝付けない、熟睡した感じがしない、睡眠の途中で目が覚めるなどさまざまな症状が現れます。
問診などを行い、症状や原因について調べ、睡眠習慣の改善や睡眠薬を用いた治療を行います。

睡眠障害の原因

睡眠障害の原因は主に3つあります。

精神疾患などに伴うもの

睡眠障害でもっとも多いのが、何かの病気に伴うものです。
統合失調症、うつ病、不安障害の患者さんが眠れなかったり寝すぎたりします。
内科の病気でも不眠や過眠がみられます。
単純な不眠症と区別するため、専門家に相談することが必要です。

睡眠それ自体の異常

他の疾患が認められず、睡眠以外に大きな行動異常や症状がないものをいいます。
いわゆる、不眠症が該当します。
他にまれなものとして、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーなどがあります。

その他

その他には、睡眠6時間未満でも生活できる短時間睡眠者や平均以上の睡眠時間を必要とする長時間睡眠者、日中の眠るべきではない場面、仕事中、食事中、会話中などに何度も居眠りをしてしまう過眠症などがあります。
過眠症以外で専門家に相談することは稀でしょう。

睡眠障害の症状

生活習慣を整えても1カ月以上にわたり不眠状態が続き、日中の眠気、倦怠感や集中力低下、めまいなど、抑うつ、意欲や食欲の低下、体や心に不調が現れ、日常生活に支障をきたします。
眠れないことに不安や焦りを感じ、不眠恐怖が悪化する症状も現れます。
就寝から30~1時間以上寝付けない「入眠障害」、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」、起床時刻の2時間以上前に目が覚めて再度眠れない「早朝覚醒」、眠りが浅く熟睡したという感覚が得られない「熟眠障害」の4つのタイプに分かれます。
中でも入眠障害を訴える人が多く、高齢になるにつれて中途覚醒・早朝覚醒が増加する傾向にあります。

睡眠障害の治療法

睡眠習慣の見直しが睡眠障害の治療には不可欠です。
下記にうまく寝るコツを記載していますのでまずは実践することから始めましょう。

薬物療法

睡眠障害に対しては睡眠薬が使用されるのが一般的です。
ベンゾジアゼピン系と呼ばれるお薬が代表的ですが、依存性や耐性、習慣性に注意が必要です。
特に、自己判断で急に薬を中止してしまうと「反跳性不眠」という状態に陥り、眠れなくなることがありますので必ず医師と相談してください。