自律神経失調症

自律神経失調症とは

自律神経失調症とは、不規則な生活習慣やストレスなどにより、自律神経のバランスが乱れるために起こる病気です。
様々な身体の不調が起こりますが、はっきりした内臓や器官の病変によるものではないため、症状の現れ方もとても不安定です。

自律神経失調症の原因

自律神経のバランスが乱れる原因は、大きく以下の三つであると考えられています。

ストレス

ストレスといっても、その要因は様々です。
精神的な要因、人間関係、社会的変化によるものの他、気温の変化や騒音・雑音といった物理的に感じるものなど、その要因も多様化しています。
ストレスの感じ方は人それぞれで、性格や体質なども関係していると考えられています。

不規則な生活習慣

私たちの体は、日中に活動することで交感神経の働きが活発になり、夜になると副交感神経の働きによって眠るというサイクルが備わっています。
昼間ほとんど活動しなかったり、夜遅くまで起きていたりすると、生活にメリハリがなくなり、交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズにできなくなってしまいます。 それが、自律神経の乱れに繋がります。
乱れた食生活やタバコなども関係しています。

ホルモンバランス

自律神経とホルモンには、強い関係性があります。
中でも女性はホルモンの変化による影響を受けやすいため、自律神経失調症は女性に多くみられます。

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状は幅広く、個人差が大きい点が特徴です。
記載の中でも、一部だけ当てはまるという方もいます。
そのため、症状の多様さが生活の質を損なってしまうのが、自律神経失調症の特徴でもありますので、気になる症状があれば一度当クリニックにご相談ください。

自律神経失調症の治療法

痛みには鎮痛薬など、症状に応じた薬が処方されます。
漢方薬が使われる場合もあります。
薬による対処療法は、根本的な治療法ではありませんが、器官への負担を取り除いてより重い疾患へと発展することを防ぐほか、症状のつらさを無くすことで、自律神経失調症の原因となったストレスなどに向き合うための心の余裕をつくる目的があります。
また、精神科や心療内科で、精神疾患が影響していると診断された場合には、その疾患に応じた薬物療法が行われることがあります。